もはや戦後ではない 1956年7月
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「もはや戦後ではない」という言葉が
流行したのが1956年。戦後11年目。
この言葉は「経済白書」に書かれて
あった言葉です。
データ的な裏付けとして1955年から
輸出が伸びたこと。
自動車、鉄鋼、合成樹脂、合成繊維などの
技術革新が進んだことがあげられます。
自動車の普及台数、普及率を見ても
1950年代後半から急速に広まって
います。
今の中国、これからのインドが当時の
日本を彷彿させます。
この1956年から高度経済成長が
はじまるわけです。
この当時のデータを見ますと、
二輪車製造会社の数が80社を
越えています。(現在は4社)
参入しやすく、マーケットが異常に広
がっていた時代だとわかります。
顧問のご依頼いただく会社も戦後に設立
された会社が多く、当時のお話しを
お聞きすると、創業者の意気込み、
苦悩、興奮を感じます。
夢を持ち、開拓精神で進んでいった
この時代の経営者が現在の日本の
豊かさの基礎をつくったと言えます。